GRACE LIFE DESIGN 鹿野 敬子

プロフィール


 ◆事業概要:インテリアデザイン&コーディネート、オリジナル家具・小物販売
 ◆ホームページ :http://grace-lifedesign.com/
 ◆起業年月 :2005年4月
 ◆家族構成 :夫、愛犬

なぜ、起業しようと思ったのですか?起業の魅力、目的を教えてください。

インテリアデザインのお話をいただいたことがきっかけ

 きっかけはインテリアデザイン会社を退社後、たまたま主人の紹介で店舗のインテリアデザインのお仕事をいただいたことでした。会社勤務時代は仕事が忙しく深夜に帰宅することも多かったのですが、起業して在宅での仕事が可能となり、愛犬との時間を大切にしながら働けるようになったことは魅力です。
現在はデニムやレザーに鋲やスワロフスキーなどで装飾した独自の世界観を表現したデザインのアート家具・小物をご提案しています。これからも自分にしかできないデザインで、世の中に笑顔をたくさん増やしていきたいと思っています。

社名の命名理由、想いを教えてください。

多くの笑顔を増やし、社会が豊かになるようにとつけた名前

 「GRACE」は「上品・洗練・優美・親切・慈悲・魅力」などに加え「飾る」などの意味もあります。上品で洗練された、魅力的で愛されるデザインを提供し、多くの笑顔を増やし社会が豊かになるようにという気持ちを込めてつけました。

起業スタートのためにどのような準備が役に立ちましたか?

インテリア業界に関わってきた経験・知識

 インテリアメーカーでは商品のパッケージデザインやショールームのディスプレイ、セミナーなどの企画運営ほか、その後デザイン会社などではモデルルームや個人邸のインテリアコーディネートに携わってきました。インテリア関連の資格を取得することやプレゼンに必要な手描きパース、CADを習いに行ったり3Dパースなどを独学で学びスキルアップを常に意識しておりました。それらは空間だけではなく、オリジナル家具や小物などの図面やパンフレットなどの作成にも役立っています。
趣味で習っていたフラワーアレンジメントも常に空間の演出には欠かせず身につけて良かった技能の一つです。フラワーアレンジメントのお仕事のご依頼をいただくこともあります。

起業にあたって苦労した(している)ことはありましたか?

製品化までに時間はかかったが、少しずつ認知され始めた

 2008年にひらめきから代表作の、バッグから椅子になるという「PARTY BAG CHAIR」を考案し、自ら2台製作しました。その後、商品化を目指し製作してくださる工場を探したり、使用するレザーの仕入れ先や職人さんを探したりといったこと、実用新案や意匠登録などの知財権の取得に時間がかかりました。ブランドとして形になるまでの啓蒙活動にも月日がかかりました。
現在は2010年より国内外の展示会で出展し、少しずつ認知され始めつつあり、これからの展開も見えてきました。今後はデニムのカスタムやスワロフスキーのデコレーションなど、様々な分野のアーティストともコラボして国内外多くの笑顔を増やしていきたいです。

起業と家庭のバランスについて教えてください。

無理をしないように、を心がけている

 仕事と家庭の両立は時には大変ですが、自分に無理をしないようにしています。掃除などは習慣化したら苦にならずに行えています。

起業するにあたって一番大切にしていることは何ですか?

愛犬との時間とインスピレーション

 愛犬の目線でモノを見ると感性が刺激され、小さな事に気づくようになりました。愛犬と暮らす時間と、デザインのインスピレーションを大切にしています。

これから起業を目指す女性に向けて一言

自分の好きなことや得意なことをお仕事にしたら幸せだと思う♪

1日の仕事時間

1週間の仕事時間

仕事:家庭のバランス
仕事(オレンジ):家庭(青)

起業前の仕事

起業スタイル

起業のための予算

1年目の売上(目標)