起業マメ知識

Vol.3「減価償却」


減価償却とは、時間の経過や使用により価値が減少する10万円以上の固定資産を取得した際に、取得費用をその耐用年数に応じて費用計上していく会計処理のことを指します。
例えば、車やパソコンなどが対象になります。
ただし、土地のように時間の経過や使用により価値が減少するわけではないものは、減価償却資産には含まれません。

毎年どういった割合で経費にしていくかは主に4つの方法から選べます。

①定額法…購入金額÷法定耐用年数=毎年の減価償却費

②定率法…残高に一定率をかけて償却費を計算しますので、初めの年に多く償却できます。事前に税務署に届け出が必要です。

③一括償却…20万円未満の資産を3年間で1/3ずつ必要経費にできます。

④即時償却…青色申告を行っている個人事業主や中小企業の減価償却の特例制度です。取得価額が30万円未満の減価償却資産に関して、年間300万円までは一度に減価償却費として費用計上することができるようにするものです。売り上げが多かった年にまとめて経費化すれば所得を減らすことができます。

なお、10万円未満のものに関しては消耗品費として計上することができるので、間違えないようにしてください。

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