先輩起業家に聞く 第1回日程:2016年5月18日(水)10:00~12:00 会場:ハニカムステージ |
本日はハニカムステージ 代表小金沢一実氏を講師に、コワーキングスペース「ハニカムステージ」を創設してから今までの苦労や経緯など、貴重な体験談をお聞きしました。
起業をするには夢だけではやはり厳しく、特に場所を持つには費用がかかってしまいます。
他にも電話代、看板代、ウォーターサーバー光熱費などなど。
場を持ってしまうと、いつ人が来ても大丈夫なように待機しなければならないにも関わらず、
誰も来ない日もあり、つらかったこともあったそうです。
そのため、なんと最初の一年間はいつ辞めようかと考えていたというのでとても驚きました。
しかし2年目以降、 手作りカフェに方向転換してから少しずつよくなり、人を雇うようになるなど順調に進みだしました。
また、最初は家族に起業を反対されながらも押し切ってやっていたことも、辛かったことの一つだったそうです。
後半は質問を兼ねたインタビューを行いました。
その中からいくつかピックアップし紹介いたします。
1.
Q.「自分が場(コワーキングスペース)を作る人だと思ったのは何故?」
A.「手作りは大好きだが、自分はうまくもないので、作家には向いていない。でも、作る人を応援したいし、人と人をつなぎたいので、コンシェルジェタイプだと思った。」
2.
Q.「 もうやめたいと思った時にどうしたか?」
A.「 やっぱり責任感から。また、ありがとうと言われるのがうれしい。」
3.
Q.「自分の事業計画書は甘いと言っていたがどんなところが?」
A.「すべて。知らないことが多すぎたが助けてもらえる人がたくさんいてよかった。勉強する場も与えてもらえた。」
4.
Q.「コワーキングスペースの運営でやることは絞るべきか?」
A.「絞るべき、あとからでも増やせるから。」
5.
Q.「ママ友との関係は?」
A.「商売っ気を出すとひかれるので、相手を見て。仲間になれそうな人に声をかけた。」
インタビュー終了後はコワーキングスペースの説明と案内がありました。(ハニカムステージ HP)
〖スタッフ後記〗
今回のセミナーは、少人数でのアットホームな開催となりました。
起業のリアルなお話も聞けて参加者の満足度はとても高かったように思います。
また終了後、参加者同士でランチに行き、さらに情報交換が深まっていました。