株式会社喜織 北原 喜代美、齋藤 里織

プロフィール


 ◆事業概要:菓子店「森のこびと」にて菓子製造・販売
 ◆所在地 :東京都八王子市谷野町639
 ◆ホームページ :http://ameblo.jp/jennie0705
 ◆起業年月 :2016年7月

なぜ、起業しようと思ったのですか?起業の魅力、目的を教えてください。

同じ夢に向かっていけるパートナーとの出会い

 お菓子作りが趣味でただ楽しく作っていましたが、いつからか人々に夢や喜びを感じてもらえるようなお菓子を作りたい、提供したいという思いに変わっていきました。
それでも最初はなかなか一歩を踏み出せずにいましたが、同じ夢に向かってともにやっていけるパートナーと出会い、一人より二人なら頑張っていけそうだ、と思い決断しました。
家族からの反対もありましたが、年齢的にも最後のチャンスと思い、創業セミナーなどに参加してなんとか起業したいと思って奮起していました。そんな姿を見て、家族も理解してくれるようになり、今では応援してくれています。
家の敷地内に工房を建てることも快諾してくれ、コスト面をかなり抑えることができました。

社名の命名理由、想いを教えてください。

グリム童話の物語からインスピレーションを受けて

 大好きなグリム童話のなかでもお気に入りの『こびとの靴屋』からインスピレーションを受けて名付けました。
お菓子作りの好きなこびとがいたら楽しいなと思ったことと、工房を構えた敷地の裏の森林が、いかにもこびとが住み着いていそうな雰囲気を醸し出していることもあり、そう名付けました。

起業スタートのためにどのような準備が役に立ちましたか?

創業塾の受講

 八王子の創業塾を受講したことが役立ちました。同じ起業を目指す人たちが集まっていて、刺激を受けました。また、人との繋がりができ、起業に必要な知識も学ぶことができました。

起業にあたって苦労した(している)ことはありましたか?

販路拡大・資金繰り

 まだ起業して間もないので、販路拡大と資金繰りでは苦労することもあります。
工房での菓子販売の他、イベントに出店するなどして活動を続けています。今後は委託場所を増やすなど販路を広げ、少しずつお店を知ってもらいたいと思います。

起業と家庭のバランスについて教えてください。

家族の協力は欠かせない

 家族の協力があってこそうまくいくものなので、家族に理解をしてもらうことが一番です。

起業するにあたって一番大切にしていることは何ですか?

目標に向かって邁進していく

 長期的な目標としては、3年後に敷地内にカフェを併設したいと思っています。森のこびとの世界観あふれる店内で、お客さまにお菓子と飲み物を楽しんでもらいたいです。また、5年後には森のこびとのお菓子が地元八王子のお土産菓子として認知されていることを目指しています。
短期目標は、営業日を週4日から6日に増やして、お客さまにいつでも来ていただけるような店舗を作りたいと思っています。

これから起業を目指す女性に向けて一言

女性は自分のことは後回しになりがちですが、自分のやりたいことを追求してもよいと思います。一人ではできないことも、二人ならできる!信頼できるパートナーを見つければ起業できます。 本気で取り組めば、おのずと助けてくれる人が出てきます。まずは行動を起こしてみましょう! 

1日の仕事時間

1週間の仕事時間

仕事:家庭のバランス
仕事(オレンジ):家庭(青)

起業前の仕事

起業スタイル

起業のための予算

1年目の売上(目標)