プレスリリース講座1 メディア理解編日程:2016年9月9日(金)10:00~12:00 会場:RYOZAN PARK こそだてビレッジ |
本日は株式会社バリュープレス 代表取締役 土屋 明子氏を講師に、広報の基本的な活動内容について学びました。
講師の土屋氏は、マーケティング・プロモーション商材のセールスを行ってきた中で、広報やプロモーションスキルに着目し、プレスリリース配信代行、フジサンケイビジネスアイとの共同フリーペーパー事業を立ち上げました。そして2011年にクラシックコミュニケーションズを設立、バリュープレスと事業統合し代表取締役に就任しました。
広報とは「知ってもらい、ファンになってもらう(共感してもらう)こと」だそうです。
組織の中(株主、社員、取引先)だけでなく、外(顧客、地域、行政など)ステークホルダー全体との関係をつくっていくことが大切です。
とはいえ、全部をいきなりやる必要はなく、誰とどういうコミュニケーションをしたいのか、その都度、ステージごとに考えていけばよい、というお話でした。
ワークショップでは、
①最近のニュースで印象に残ったたこと
②自分がよく見るメディア
③ニュースやSNSで知って実際に購入したり行ってみたりしたこと
について、それぞれ書き出してみて、みんなでシェアしました。
また、ここ10年のメディアの利用時間推移について学びました。
スマホで見ているもの、触れている時間の長いものは
①LINE
②twitter
③インスタグラム
④フェイスブック
の順だそうです。LINEの利用率は87%、浸透率の高さを実感しますね。
ニュースは、マスメディアでリリースされて、SNS、ネットニュースとぐるぐる回り、またメディアに戻ってくるというように、フラットな循環になっているのが最近の現状だそうです。
その中でニュースになるためには、まずは記者に届くこと。そのためにプレスリリースがあります。
プレスリリースは、フォーマットがあり、公式文書としてあつかわれ、一度だけでなくタイミングよく活用することでどんどん広がっていきます。プレスリリースの書き方のコツについては、次回実践編で学びます。
〖スタッフ後記〗
起業したい人にとって、プレスリリースの活用は事業をPRする大きな武器となります。ニュースの見方も養うこともできた、実りあるセミナーでした。